『楽器正宗』の名前は、大正年間二代目代吉の時、朝香宮様が当地を来訪した際、大木代吉本店の酒を所望され大変気に入り、その時随行していた宮内庁の雅楽師で君が代の作曲者とされる奥好義(おく よしいさ)が「酒造りも楽器を奏でることも、元は同じく神様への捧げ物」と言われたことに由来しています。二代目代吉は、醤油屋から分家したこの酒蔵を発展させ、酒造りでも既成概念を打ち破る斬新なアイデアで大木代吉本店の基礎を作りました。
『楽器正宗』は、そんな二代目代吉の志を受け継ぐ醸造文化を進化した酒です。
華やかで香味に優れた淡麗な本醸造。ジューシーで甘さと酸味のバランスに優れた芳醇な純米酒。
60%精米で仕込んだ特別本醸造の醪を絞って流れて出てくるお酒 №の中から「味わいのバランスが良い」とされている「中取り」の部分だけを瓶詰めして仕上げた一本です。
当社のお酒といえばお馴染みの「ガス感」とともに、甘さと酸のバランスのとれた味わいを是非お試しください!